
またしても『ギャラクシアン』のコピー基板です。前回見たものとは作りが違います。44pin、2枚に折れている、プログラムROMはサブボードという一番良く見るタイプでしょうか。

ハーネスを作って(ビデオ周りが部品面と半田面で逆だった)立ち上げるとこの画面で止まります。


Z80(26)のRESETが上下にパタパタしているので、まあこれが原因でしょう。

6Tの74393からRESET信号が来ているので交換してみても変化なし。

Z80そのものが壊れている可能性もあるので、交換してみたところ先に進みました。『ギャラクシアン』にもチェックROMがあったので活用していきます。

プログラムRAMがダメなようです。

プログラムRAMはサブボードの下にあるので、サブボードを取り外そうと思ったらソケットが壊れました。RAMは写真の下に2個並んでいる2114がそれです。


ソケット化されているので両方チェックしましたが、壊れていたのは7Nの2114のみでした。

ソケットを交換してサブボードを取り付けましたが、今度はROMエラーが出ました。やっぱりサブボードのままで運用するのは良くないのでしょう。たまにプログラムROM5個分のソケットが基板に付いているコピー基板を見ますが、あっちの方がいいですね。

前回同様にサブボード不要のROMを作って対応します。
一応箇条書きで再掲
・最初の4つを吸ってコマンドプロンプトで結合。2764にまとめて7Hに挿す
・最後の1個を7Lに挿す
・2764のA12(2)を7D(5)、A11(23)を7D(3)、/CE(20)を8E(12)へ脚を浮かせてジャンパ
・VCCは(1)(28)(27)(26)をまとめる
安定して立ち上がるようになりましたが、クレジット音やゲーム開始音がガビガビになっています。ミッドウェイ版の回路図では「AUDIO」と書かれているのがそれなので、オーディオプローブで遡って調べてみます。
R52/R50/R49/R51の時点で音がガビガビなので、それより上流に原因があるはずです。4066は交換しても変わらず、6Tの74393はウォッチドッグ関連で交換したので、残りは9Jの74273(ソケット化されてた)と8K/9Kの74161です。

9Jの74273は交換しても変わらなかったので、直付けされている8Kか9Kの74161が原因でしょう。両方変えてみたのですが、9Kはハズレで8Kを変えたら音が正常になりました。
聴き慣れた音になりました。『ヤットデタマン』第38話「ダイナマイトバンバン!」で大巨神のコンピューターから流れる音声が、『ギャラクシアン』のイントロBGMからのエイリアン待機音だったのでメモしておきます。「99.9%の確率でハッタリです」っていうシーン。

『ギャラクシアン』のコピー基板には珍しく鉄のケースに入っていました。一通りの確認を行った上で、元に戻して修理完了です。
【作業内容】
・JAMMA変換ハーネス作成
・Z80交換
・2114交換
・2716×4のプログラムROMを2764にまとめた
・74161交換













































































