コナミ 『沙羅曼蛇』の修理 (4枚目)

色がおかしい『沙羅曼蛇』の基板です。

立ち上げてみたところ、この前直した海外版と同じ色の化け方をしています。色に関するカスタム=007593が壊れると同じ壊れ方をするのでしょうか。

この前直した海外版は人に貸してるため入れ替えた検証はしてませんが、同時に直していた『沙羅曼蛇』と入れ替えたところ上ボードの故障までは確認しています。そのため第一容疑者であるカスタムを取り外して、68000用に買ったソケットを取り付けました。リプロ品を発注したので一旦お開き。

リプロ品を取り付けました。発注したところがアメリカ西海岸ので、1週間ちょっとで家まで届きました。

綺麗に映像が出ました。

この前1周しただけあって、今回は割とすんなり1周できました。たまに空中爆発みたいな死に方をしますが、多分こちらの見落としがあったんでしょう。

あとCPU横にある17Gの74LS244をオシロで触ったらリセットしたので、弱ってるのだろうと思い念のため交換しておきました。

【作業内容】
・007593のリプロ品取り付け
・74LS244交換

任天堂 『ドンキーコング』の修理 (3枚目)

定期的に見ている『ドンキーコング』の4枚基板です。最初に買ったものや、2枚目と比べると基板の状態が綺麗です。

ボリュームが一つ破損しており、もう一つは無くなってます。立て付けの悪い配置をしてますので、ここはしょうがないと思います。書いてて思い出しましたが、以前見た『マリオブラザーズ』は適当なボリュームが2個付いてました。

ボリュームを2個とも交換しました。何だかんだで結構な数を交換した気がします。

前に直した基板はハーネスを付けて貸したので、しょうがなく新規に作り直します。反転回路とアンプを組んで長さを整えて…とやると2時間半から3時間コース。今回はシールドケースを使わずにレスロックで組み上げました。スペーサーは15mm、ネジの長さは20mmと50mmと60mmがあれば組めるはず。

特に故障もなく起動しました。TMがなく権利表記に”NINTENDO OF AMERICA”と書かれていないので、一つ前のバージョンでしょう。25mをクリアしたら100mが始まったので北米版です。

一通りチェックして問題がなさそうなので、これで修理完了です。本当にボリューム破損以外何もなかったのでラッキーでした。

【作業内容】
・ボリューム交換x2
・ハーネス作成

任天堂 『パンチアウト!!』の修理

故障した初代『パンチアウト』の基板です。続編の『スーパーパンチアウト』は過去に修理しましたが、初代『パンチアウト』は初めての修理です。

起動時のタイトルロゴと相手ボクサーが2つに分かれています。

3枚で構成されている基板の内、CPUはプログラムとサウンド、VIDEOはプレイヤーと相手ボクサー、BAKは背景とテキスト類のはずです。

取り外して実験してみたところ、この2Rから4UまでのEPROMには相手ボクサーのデータが格納されていました。表示場所がおかしいということはアドレスに問題があると思われるので、回路図を元に上へ上へと遡っていきます。

4Lの74LS174(2)(5)の信号が浮いています。多分他の出力も浮いてたと思いますが、これ以上チェックしたところで意味が無いので無視しました。

悩むことは何もないのでさっさと交換します。

ちゃんとタイトルロゴと相手ボクサーが表示されるようになりました。

1周クリアまで確認しましたが、特に問題は見当たらなかったのでこれで修理完了とします。ピザ・パスタのクリンチはレバーを入れっぱなしで避けられたはずなのに、試していて上手くいかなかったのは基板のバージョン違いなのかどうなのだろうか。

あとこの基板は国内版なので「ガードだガード」「やったー新チャンピオン誕生」と日本語で喋ってくれます。最後になりますが、スペーサーが経年劣化しており、取り外すとバキバキに壊れたので新品に交換しました。

【作業内容】
・74LS174交換
・スペーサー交換

コナミ 『沙羅曼蛇』の修理 (3枚目)

画面の表示が崩れている『沙羅曼蛇』の基板です。何だかんだで前に2枚直し海外版も1枚直したので、これが4枚目の『沙羅曼蛇』です。

写真が上手く撮れなかったので分かりづらくてすみませんが、スコア部分とビックバイパー、オプション、レーザーの表示に問題が見られます。

先日直した海外版でも同様の症状が出ましたが、その時は下ボードDRAMの上にある74LS244を交換したら直りました。このボードは1個交換されていますが、もう一つが交換されていませんので、とりあえず交換してみます。

直ったようです。何か壊れやすい所な気がしますので、スプライトやテキスト類が化けたら交換してみてはいかがでしょうか。

暫く放置した上で1周クリアまでチェックして問題なかったので、これで修理完了でしょう。すぐに直って良かったです。

後日チェックしたら画面が青っぽくなっていました。本当に壊れやすい基板だなあ…。

暫く様子を見ていたら色が元に戻ったり、上下フリップしたりしていたので、接触が怪しいものだと判断されます。

こっち側のフラットケーブルを触ると変化しますので、ここの接触を改善するところからやってみましょう。

上下共に再ハンダしてみました。

フラットケーブルをグニグニ触っても変化がなかったので、これで大丈夫になったようです。

また1周したついでに1時間ほど通電したままでも異常が出ませんでした。今度こそ修理完了でしょう。ついでにスペーサー用のネジ(M3の40mm)が曲がってたから新品に交換して、熱を持つ68000にヒートシンクを付けました。

【作業内容】
・74LS244交換
・フラットケーブルの付け根の再ハンダ
・68000にヒートシンク取り付け

アルファ電子 『国士無双』の修理

アルファ電子のBET麻雀基板である『国士無双』の基板をもう1枚入手しました。既にあるものとはサブボードのコネクタが違っており不思議です。

動作確認済みとありましたが、一部キーが効きませんでした。具体的にはA,E,I,Mとラストチャンス=ゲーム中はセレクトボタンです。

この基板はエッジコネクタとサブボードの2系統から入力を取っています。エッジコネクタ側にあるAの列(A,B,C,D)の内、B,C,Dは反応するので、コネクタ側は問題ないと考えるのが順当でしょう。

そうなるとサブボード側でしょう。取り外すと、コネクタのハンダがクラックしていました。十中八九ここが原因でしょう。フラックスを塗った上で一通り再ハンダしました。

反応しなかったセレクトボタン(実際はラストチャンスボタン)も反応するようになりました。このゲームはCPU相手にもBETできるという変わった仕様が実装されています。

BIGやSMALLも反応したのでこれで大丈夫でしょう。この時のピコピコ鳴るSEが同じアルファ電子の『ハイ・ボルテージ』っぽい。

【作業内容】
・サブボードに再ハンダ

キャットなりゆき年賀状2026プレゼント

今年も1年の感謝を込めて『超翼戦騎エスティーク』『ハイパー・ユーフォリア』合同年賀状2026を応募者全員(国内に限る)へプレゼントします。イラストは小玉さんの描き下ろしです。

こちらの問い合わせフォーム
・郵便番号:
・ご住所:
・お名前:
・「年賀状暮れのお歳暮の係」
の4つを必ず記載してお送りください。たまに郵便番号を書き忘れる方がいますが、調べるのが面倒なので必ずお願いします。

何かコメントを書いた場合は、一言返信したりしなかったりします。応募期間は2025年12月26日23:59まで。この締め切り日でお察しの通り、お正月には届きませんのでご了承ください。 

終了しました。

アルファ電子 『チャンピオンベースボール パート2』の修理 (2枚目)

色のおかしいジャンクとして買った『チャンピオンベースボール パート2』の基板です。前に直したものや、他に持っている基板も全てプログラムROMにサブボードが付いていますが、これは付いていません。

確かに色がおかしいです。動かして気付きましたが、これはPAIR PLAY版であって、ついでにBGMも違いました。

色と言えばPROMなので、ビデオボードのPROMの出力を調べると(11)の出力だけ明らかにおかしいです。

動作品と入れ替えたところ直ったので、82S129Nを焼き直します。

色が正常に出力されるようになりました。

ついでに外された形跡のあるC82のコンデンサ(16V470μF)を取り付けておきます。

一通り遊んでみましたが、特に異常は見当たらなかったのでこれで修理完了とします。読み通りに行ったので良かったです。

【作業内容】
・PROM焼き直し
・コンデンサ交換

東亜プラン 『スラップファイト』(JAMMA版) の再修理

以前直した『スタップファイト』が壊れたということで再修理に取りかかります。

前回見た下ボードはハンダがちゃんと流れてないパーツだらけでしたが、上ボードも同様でした。

気になるので再ハンダしておきます。

このICもちゃんと脚が出ていません。

何があったのかは分かりませんが、取り外して手元の74LS157と交換しておきます。ICのメーカーが極端にバラバラで、ついでにハンダがちゃんと流し込まれてないものが多いので、割と交換されているようです。

『ゲットスター』を直した時にスプライトは上ボードだったので、上ボードのSRAMのアドレス部分を中心に見てましたが、どうにも解決の糸口が見えませんでした。そこで回路図を見ると下ボードの74LS245x2と74LS157x3もスプライト用SRAMのアドレス周りをやっているようです。

下ボードの74LS157は1個先に交換されていますが、2Nと2Pの2つはそのままでした。

試しにピギーバックさせて立ち上げたら直りました。

せっかくなので2個共新品の74LS157に交換しておきます。

2時間ほど通電しっぱなしにしても問題ありませんでした。

入力や背景なども大丈夫そうです。NEWアストロに入れたら1周できたけど、後半はここまで死んだら厳しいゲームだったかなあ・・・。クリアするだけならホーミングミサイル+WINGなしの一択かなと。

【作業内容】
・CPUとTTLの再ハンダ
・74LS157x3 交換

データイースト 『スタジアムヒーロー』の修理

久々に『スタジアムヒーロー』の軽快なサウンドを聴こうと思い立ち上げたところ、音が全く出ませんでした。

オーディオプローブで調べて見るとC69までは音が出ていますが、その先が出ていないようです。

C78のコンデンサから粉が吹いていました。ここはPCM絡みのようなので、交換したからといって音が復活する訳ではありませんでした。

色々とプローブで調べて見たところ急に音量が出るようになりました。どこかのコンデンサの容量抜けだと思われます。

特定するのも面倒なので一通り交換しました。故障パターンとしては『ファイティングファンタジー』の時と同じですね。

翌日立ち上げても音が出たので問題はなさそうです。Tチームのタブタ選手はLチームかドカベンとかのいるマンガチームに入れてやってもいいんじゃないかと思いました。

【作業内容】
・サウンド部分のコンデンサ全交換

セガ 『ピットフォールII』の修理 (2枚目)

故障している『ピットフォールII』の基板です。『ピットフォールII』は前に直しましたが、基板のタイプが違います。

タイトルロゴとスプライト系が一切出ない上に、背景がちょっとずれています。セガロゴはBGなのにタイトルはスプライトなのが不思議な作りです。

スプライトを出しているSRAMの出力を見るとおかしい気がします。

SRAMを一通り外してチェックするも全部問題ありませんでした。EPROMも正常でSRAMも問題ないとなると、その間のどこかを疑ってみることにします。

7425の出力が浮いています。切り飛ばしても良かったのですが、替えのICがないので念のため取り外してチェックしてみることにします。

予想通り壊れていましたので、7425を注文してこの日はお開き。

7425が届いたので交換します。

スプライトが復活した上に、BGのずれも一緒に直っていました。BGのずれは別問題だろうと判断し、7425が届くまでに背景ROMのアドレス周辺を散々調査しましたが、まさか一緒に直るとは思いもしませんでした。

最後まで確認しましたが、問題なさそうだったので修理完了とします。3面から曲が明るくなるのが良い演出だと思います。完全移植の日は来るのでしょうか。

【作業内容】
・7425交換