
起動しないからと預かった『ハイパーオリンピック』の基板です。起動しないオールドコナミ基板は去年直した『ロードファイター』以来だと思います。

確かに起動していません。波形を調べるとリセット信号が上下に出ていました。

基板を見てみるとパターン切れへの補修がありました。条件の切り分けも兼ねて、導通確認と裏面へのジャンパをしようと思います。

パターンはSRAMの下を通っていましたので外してみました。ついでにこのSRAMはメインプログラムのものだったので、チェックするも異常はありません。


起動しない→プログラムが怪しい…ということで、CPU付近のTTLを調べていると4Cの74LS244の出力信号が浮いています。

どう考えても怪しいので交換しました。

起動するようになりました。スプライトは正常に出ていますが、背景の表示がおかしくなっています。


背景ROMはD10からD12の間に格納されているので、その周辺のTTLを調べてみます。すると14Gの74LS273の入力の波形がたまに浮いています。

出力元を調べるとEPROMでした。EPROMは問題なかったので、そうなるといつものソケット不良となります。

背景ROMに使われている片側ソケットを3つ全て交換しました。

グラフィックの不具合は直りました。まだハイスコア部分の表示が壊れていますが、これは電池絡みのはずです。

スコアを保存したいとかでもなければ、起動には関係ないので電池は外しても問題ないかと思います。

DIPスイッチ2-5をONにするとスコアが初期化されます。これはこれで毎回世界新記録を出せるので、いいのではないでしょうか。

コナミハーネスなのでレバーの左右で遊ぶ必要がありましたが、棒高跳びまでは行けました。特にキャラが化けるとか途中で止まるなどといったことも無かったので、これで修理完了とします。カスタムがTTLに展開されているのはいいのですが、それが直付けなのがかなり扱いづらい。
【作業内容】
・74LS244交換
・ソケット交換x3
















































































